小さなお葬式は最悪!クレームが多いって本当?
「小さなお葬式は最悪?」「クレームが多いって本当?
あなたは、このような疑問を持っているのではないでしょうか。
小さなお葬式を利用したいと考えている方の多くは、「葬儀費用を安くしたい」「葬儀選びで失敗したくない」「最高のサービスを使いたい」と思って比較しています。しかし、小さなお葬式の悪い評判をネットで見てしまうと、本当に大丈夫なサービスなのか不安を感じてしまいますよね。
結論からいうと小さなお葬式は、葬儀業者を比較したい方におすすめできるサービスです。なぜおすすめできるサービスなのか、実際に投稿された口コミや、小さなお葬式のデメリットから解説していきます。
小さなお葬式の口コミ
悪い口コミ
祖母が危篤になり小さなお葬式という葬儀社に葬儀の事前相談をしました。親切に話を聞いてくれて丁寧な対応でした。低価格で内容がしっかりしていて、追加料金0円で葬儀ができるとの事でここの会社に決めました。その後、祖母が亡くなり葬式を依頼しまのですが、追加料金0円なんて嘘です!出典:価格コム
小さなお葬式に依頼して東京で葬儀を行いました一日葬で行いましたが追加料金一切不要では葬儀はできず高額な葬儀費用を払うことになりました。出典:Yahoo!知恵袋
やめたほうがいいです。小さなお葬式で身内の葬式をしましたが追加料金一切不用どころか80万円近くお金がかかりました。とにかく色々なものを売りつけてきます。出典:Yahoo!知恵袋
良い口コミ
私は父の葬儀で小さなお葬式を利用させていただきました。実際、人生の中で葬儀社とおつきあいしたのは一度だけなので優劣はつけれませんが、私は特に問題を感じませんでした。出典:Yahoo!知恵袋
小さなお葬式シンプルなお葬式イオンのお葬式・・・どれも大丈夫でしょう。うちは、イオンのお葬式でしましたが安くて満足でした。どこも実際に葬儀を執り行うのは地元の提携葬儀社になります。出典:Yahoo!知恵袋
ご紹介頂いた葬儀屋さんの対応にただただ感謝です。優しい言葉をかけて下さったり色々相談にも乗って下さいました追加料金一切なしで満足のいく静かな式でした。本当にありがとうございました出典:みん評
時際に体験すると、プラン選択の自由があり、また余分な事を省くことができるので私の家族のような、生活に余裕がない人達にとっては非常に助かるものでした。また、料金が安くても対応するスタッフは本格的で手を抜いている感じが一切無く、真摯に対応してくれて感謝しています。出典:みん評
小さなお葬式口コミの総評
小さなお葬式の口コミで最悪!と言っているタイプは、「追加料0円なのに追加料が取られた」と記載しているものが多いようです。公式サイトにはちゃんと追加料金が出る恐れがあることが記載されています。
「小さなお葬式」では、全てのプランにおいてお葬式に必要な物品・サービスを含んでいるため、多くの場合、セットプラン料金内でお葬式を行っていただけますが、公営火葬場の無い地域にお住いの方や、火葬場の空き状況、その他お客さまがオプションサービスをご希望される場合などは、別途費用がかかります。出典:小さなお葬式
- 火葬料金が有料のケース
- すぐ火葬ができる安置が長くなる場合
- 付き添い安置の場合
- プランの式場料を超える場合
- 搬送距離が50kmを超える場合
- ご遺体の状態が良くない場合
- プラン以外のサービスを使う場合
小さなお葬式公式サイトにも追加料金のことが記載されているので、「すべてのケースで追加料金0円」だと勘違いしないようにしましょう。追加料金が気になる方は、事前見積りで追加料金を確認してから契約すべきです。
逆に小さなお葬式で満足している口コミもありました。追加料金なしで定額料金にて葬儀をあげられたのが満足度の高さとして出ているようです。
ネットにある口コミは、同業者が掲載したものもあるので注意が必要です。同じ葬儀業者がわざと小さなお葬式の悪評を書き込むケースもあるので、本当に利用した人の声かはわかりにくいのが実情なのです。
小さなお葬式のデメリット
ネットの口コミを見ただけでは、小さなお葬式が本当に最悪でクレームが多いのか、わかりにくくなっています。そこで、小さなお葬式のデメリットをまとめてみました。
希望の斎場が使えるとは限らない
小さなお葬式は、全国にある4,000もの斎場と提携しています。提携している斎場は、北は北海道から南は沖縄まで対応が可能です。
小さなお葬式の提携斎場が多いとはいっても、全国すべての斎場に対応しているわけではありません。どの斎場に対応しているか知りたい方は、事前に小さなお葬式公式サイトで調べてください。
リンク:小さなお葬式
追加料金がかかる場合がある
小さなお葬式のパンフレットを見てみると、どのようなケースも定額で追加料金がないように錯覚してしまうことがあります。公式サイトにも追加料金がかかることがある旨がかかれているので、勘違いしないようにしましょう。
式場利用料は小さな一日葬で5万円まで、小さな家族葬で10万円まで、小さな一般葬で10万円までです。これ以上の使用料がかかる斎場を使う場合は、別途追加料が発生します。
火葬場の使用料は、市民料金相当を含む金額です。大阪なら1万円、京都なら2万円の料金が含まれていますが、民営火葬場が多い地域では別料金がかかります。
安置日が所定日数を超えると1日1万800円、火葬プランで付き添い安置をする場合は1日5万円、搬送が50kmを超える場合は10kmごとに5,400円必要です。
さらにプランに含まれていないサービスを利用する場合も追加料金がかかります。
- 宗教者へのお布施
- 料理や返礼品の追加
- 火葬場で控室の利用
- 棺や祭壇の変更
- プラン外の物品の追加
小さなお葬式に関わらず、どのような葬儀会社でも、宗教者へのお布施料金は含まれていないことが多いです。プランに含まれない料理や返礼品を追加する場合も、当然料金が発生します。
小さなお葬式は葬儀一式の料金がパックになったもので、お布施、料理、お香典返しはプランに含まれていません。シンプルな「葬儀費用だけ」の料金設定のため、追加料金はほとんどのケースで発生すると思っておいてください。
祭壇が小さい
小さなお葬式で一般葬を選択しても、花祭壇が幅2m2段でやや小さい印象です。従来からある葬儀のスタイルだと、端から端まで花で覆われたタイプが多いので、小さなお葬式の祭壇は小さいと感じるのではないでしょうか。
祭壇が小さいと「親族から寂しいと思われないか?」と心配になる方もいると思います。小さなお葬式では祭壇の変更も可能なので、大きな祭壇にしたい場合は事前の見積もりがおすすめです。
小さなお葬式のサービス内容
小さなお葬式のデメリットを理解したら、どのようなサービスが使えるのか知っておくようにしましょう。葬儀関連のサービスをまとめて依頼することも可能です。
運営会社 | ユニクエスト・オンライン |
サービス内容 | 提携葬儀会社の紹介 |
紹介内容 | 直葬、一日葬、家族葬、一般葬を定額で紹介 |
悪い口コミ | 追加料金がかかった |
良い口コミ | 低料金で葬儀ができた |
メリット | 提携業者の価格が一律料金 |
デメリット | 追加料金が出やすい、全斎場に対応できない |
類似サービス | イオンのお葬式、葬儀レビ |
提携葬儀社の紹介
小さなお葬式は、2009年10月サービス開始より2018年3月時点で累計15万件突破、2016年12月〜2017年11月までの葬儀件数で33件に1件が小さな葬儀経由でした。
33件に1件の割合で小さなお葬式が選ばれているのは、全国にある葬儀業者を一括で比較できるサイトだからです。葬儀業者ではなく「紹介業者」で、中立な立場から葬儀業者を紹介しています。
さらに提携している葬儀業者とは、一律料金でサービスを提供することをお約束しています。今までの葬儀業者は「使ってみないと最終的にいくらになるかわからない」「業者の言いなりで料金を安くできない」などのデメリットがありました。
実際に国民生活センターには、多数の葬儀の相談が寄せられています。国民生活センターの情報によると、2018年は576件の相談が寄せられているとのことです。
「勝手にサービスが付いていた」「説明がない料金を請求された」なども問題が多いようです。今までの葬儀業者は問題が多かったため、小さなお葬式はどの業者を通しても料金が変わらない「一律料金」を採用しています。
追加料金が発生することを明確にしながら、葬儀パックは一律料金です。万が一指定以外の追加料金が発生した場合は、1週間以内に小さなお葬式に申し出ると、返金保証が受けられます。
小さなお葬式を使うと、実際にどのくらいの料金の違いが出るのか、調べてみました。
北海道札幌市にあるディアネス札幌を小さなお葬式で使うと、家族葬30名のプランで48.8万円になります。お布施や料理、お香典返しの費用は含まれていません。
一方、ディアネス札幌で直接家族葬をしてもらうと、48万円プランが近そうです。こちらもお布施、食事、香典返し等が含まれていないので、同じくらいの金額になります。
小さなお葬式は親族控室や司会スタッフの費用がコミコミなのに対し、ディアネス札幌は寝具や司会、役員の費用は別料金となっています。
利用できるプラン
小さなお葬式で利用できるプランは、4つあります。近年は小規模な葬儀のスタイルが増えていることから、100万円未満でできるプランが用意されています。
家族葬
小さな家族葬は、お通夜と告別式を済ませたい家庭に人気です。参列者は30名程度が利用できます。祭壇は幅2m2段の花祭壇のため、一般葬儀と比べるとやや小さいと感じるかもしれません。
- 50kmまでの搬送
- 自宅や預かり安置
- ドライアイス4日分
- 式場利用料10万円まで
家族葬のプランに霊柩車や送迎バス、料理、お香典返し、お布施料金は含まれていません。祭壇をもう少し豪華にしたい方は、追加料金が発生します。
直葬
小さなお葬式では、火葬のみできる直葬プランがあります。祭壇はなくお別れ用花束のみが付いてくるプランです。
- 50kmまでの搬送
- 自宅や預かり安置
- ドライアイス3日分
一日葬
1日葬のプランは、告別式を終えたら火葬をします。幅2m1段の祭壇が付いてきます。20名程度の親族が集まる場合に適しています。
- 50kmまでの搬送
- 自宅や預かり安置
- 5万円までの会場使用料
葬儀以外のサービス
小さなお葬式では、葬儀以外に必要となるサービスもあります。葬儀をあげた後の納骨やお寺手配サービス、散骨、仏壇などのサービスが利用可能です。
永代供養
小さなお葬式では、永代供養が55,000円から利用できるプランがあります。永代供養とは供養をお寺にお願いする方法で、永代使用料を支払えばお布施などの費用は発生しません。
てらくる
小さなお葬式では、一律45,000円で葬儀の読経や戒名サービスがあります。火葬は55,000円、1日葬85,000円、一般的な葬儀は160,000円の料金です。戒名も含めた金額で、追加料金が発生しません。
生前契約
小さなお葬式では生前契約プランがあります。生前に契約することで、定額より最大66,000円割引になります。
生前契約は信託会社が管理してくれるので、亡くなった後の手続きもお任せできます。
海洋散骨
小さなお葬式では、海洋散骨が55,000円から利用できるプランがあります。全国15海域に対応し、預かった遺骨をスタッフが散骨してくれるサービスです。
仏壇
小さなお葬式では、仏具の販売もしています。現代家庭に合う小さなタイプの仏壇も販売しているので、合わせて参考にするとよいでしょう。
小さなお葬式の比較
小さなお葬式とよく比較される葬儀会社との特徴を比べてみました。ベルコやイオンなどと比べられることが多いようです。
ベルコ
ベルコは月々数千円を支払い積み立てる互助会のことです。月々2,000円〜3,000円を積み立てていって、約20万円の積立金が使えます。
ベルコは創業50年以上の歴史があります。そのため、以前の葬儀といえば「ベルコ」といわれるほど知名度が高く、葬儀業界でも最大数の年間35,000件もの実績がある業者です。
ベルコ公式サイトで見積もりを行ってみたところ、オプションを少なめに見積もっても100万円程度になりました。ベルコに家族葬プランや一般葬プランという明確な区切りはなく、自由にサービスを付け加えていくシステムです。
ベルコの良いところは、料金の一部を積み立てられることです。長年葬儀業者を経営してきた企業なので、質の高さでも評判が高くなっています。
リンク:ベルコ
イオン
イオンも、小さなお葬式同様に葬儀業者と提携してサービスを紹介するシステムです。仲介業者として運営しているので、全国にある葬儀業者の比較ができます。
イオンの葬儀は独自の基準を設けているので、サービスの質が高い業者だけが厳選されているのが特徴です。小さなお葬式だと提携業者によって当たりハズレが出る可能性がありますが、質の面でいうならイオンのほうが上ではないでしょうか。
小さなお葬式 | イオンのお葬式 | |
直葬 | 18.8万円 | 18.5万円 |
1日葬 | 33.8万円 | 32.5万円 |
家族葬 | 48.8万円 | 46万円 |
一般葬 | 63.8万円 | 65.5万円 |
費用で比較すると、小さなお葬式もイオンのお葬式も変わりません。どちらも早めに予約をすることで割引が得られるので、早い段階から比較するのがおすすめです。
家族葬の場合、小さなお葬式に合ってイオンのお葬式にないプランがあります。イオンのおお葬式は無宗教葬、音楽葬に対応していることです。3万円で生演奏が追加できます。
リンク:イオンのお葬式
小さなお葬式は最悪!クレームが多いって本当?のまとめ
小さなお葬式は全国にある葬儀業者を簡単に比較できるサイトです。定額料金で提携会社と契約しているので、斎場を選ぶだけで一律のサービスが受けられます。
メリットは、どこを使っても価格が定額、シンプルなプランであることです。料理、香典返し、お布施などの追加料金はかかりますが、わかりやすい料金体制となっています。
追加料金がかかる可能性が高いことを理解して契約すれば、デメリットは解消しやすいでしょう。互助会のように月々の費用を積み立てたいならベルコ、自由葬に対応したいならイオンを使い分けてみてはどうでしょうか。