遺影について

昔は集合写真や面接の時の写真のように、正面を向いた顔を遺影として利用することが多かったように思います。
最近は笑顔の写真を使ったり、衣装もその人らしいものを選ぶなど、その人らしいものを利用するケースが増えています。

 

白黒で正面を向いた顔でなければならない決まりはなく、黒服ではなく普段着のまま利用されたり、背景もぼかさずそのまま使う方法も利用されています。
亡くなったら長く飾る写真ですから、遺影に選ぶ写真は良い表情のものを選びたいものですね。

 

亡くなった方が高齢の場合では、長い闘病生活の中で写真を撮影できないケースもあると思います。
近い年齢の写真を無理に用意するよりも、家族の方がよい表情だと感じられるもの、若い頃の良い写真を選んでみても良いように思います。
私の母も、亡くなる頃の写真はほとんどなく、長く体調を崩していたということもあり、10年くらい前の写真を遺影として利用しました。
闘病生活の暗いイメージがなく、若くてよい表情のものが選べたと思っています。

 

遺影は亡くなる前にご自分で準備

エンディングノートなどで自分の死後のことを計画されている方は、遺影もご自分で撮影されることが多いようです。
写真屋さんで綺麗に撮影してもらう方法も良いと思います。
死はダブーとされており、生前に遺影を撮影するなんて考えてもいなかった人が多いのですが、エンディングノートの流行によって、それ程ダブーとは考えなくなってきています。

 

遺影も葬儀に利用した大きなものは家庭に飾らず、小さな写真を利用するケースが増えています。
仏壇のある部屋に遺影が並べられているというのも、珍しくなってきましたね。
亡くなった方への思いが一番重要なため、いつでも眺めることができるよう財布サイズにカットしたものを持ち歩いたり、部屋に飾れる写真たてサイズで作ってもらった方が管理しやすいです。

 

大きな遺影は不要なら、お寺さんでお炊き上げを行なってもらうこともできます。


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