直葬の費用

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直葬とは?費用について

直葬の費用
葬儀にかける費用が気になるなら、直葬がいいかもしれません。直葬とはどんな葬儀のスタイルなのか、どのくらい費用がかかるのか紹介します。

 

 

直葬とは?

直葬の費用
「直葬」とはお通夜や告別式を行わず、火葬のみで済ませる葬儀のスタイルです。

 

日本の法律では、遺体を火葬する決まりがあります。亡くなった人をそのまま放置したり、勝手に埋葬したりすることはできません。

 

つまり直葬とは、最もシンプルな葬儀のスタイルのことです。

 

直葬の割合

直葬といえば、以前は身寄りがない人の葬儀というイメージでした。しかし、近年はインターネットの普及により、「直葬」が広まるようになり、直葬の割合が増えています。

 

直葬の費用
月刊「仏事」を出版する鎌倉新書が調査した内容によると、全国で直葬の割合は2015年調査結果で5.9%、2017年調査結果で4.9%であることがわかっています。

 

東京都の直葬の割合は全国平均を上回る9%の利用者がいるそうです。都市部になるほど、直葬のような簡素な葬儀が選ばれていることになります。

 

流れ

一般的な葬儀の場合は、1日目にお通夜、2日目に告別式と火葬を行います。一方で直葬はお通夜と告別式の儀式を省いているのが特徴です。

 

家族が亡くなったら病院から遺体を引き取り、自宅または葬儀業者の安置所に遺体を安置します。納棺を済ませたら翌日出棺となり、火葬を済ませて骨上げという流れです。

 

直葬はお通夜や告別式がないので、斎場を借りる必要がありません。直葬は施設費用が大幅に削減できるため、葬儀費用が安くなるのが最大のメリットです。

 

24時間遺体を安置させる

家族が亡くなったら、遺体を引き取ります。マンションなどの事情で遺体を引き取ることができない場合は、葬儀業者に遺体を預かってもらいましょう。

 

法律では「死後24時間絶たないと火葬できない」決まりがあります。病院に遺体を置いておけるのは数時間程度なので、どこか安置する場所を探さなければなりません。

 

すぐに火葬してしまうと、蘇生する可能性があります。昔はすぐに火葬してしまい、途中で蘇生してしまい問題がおこったこともあったようです。

 

自宅で遺体を安置する場合は、布団を敷いて枕飾りをして寝かせます。布団はシーツを上からかぶせるので、故人が使っていたものや、お客さん用で構いません。

 

エンゼルケア

葬儀業者の直葬プランでは、納棺の儀も料金に含まれていることが多いです。遺体を綺麗に整えるエンゼルケアを施してから、死装束を着せて納棺させます。

 

病院から借りた病衣を着せてある場合は、死装束と取り替えましょう。病衣は後日病院に返却するのがマナーです。

 

火葬

直葬の場合でも、火葬の前に読経してもらうことができます。お別れを済ませてから火葬をしましょう。

 

直葬の費用

直葬の費用
直葬の費用は、10〜20万円程度が一般的です。葬儀の中でも最もシンプルなやり方で、棺桶や枕飾りなどの品物ものも含むと、20万円前後が相場となります。

 

「10万円で直葬ができます」と広告に記載されていることがありますが、これは必要な品物が含まれていないパターンが多いです。ただ棺に入れて焼くだけなら10万円程度で済ませられるでしょう。

 

直葬といっても状況によっては、最大40万円程度かかることもあります。安置日数が増えてしまう場合は、確認しておきましょう。

  • 病院からの搬送費用
  • 安置所から火葬場への搬送費用
  • 安置所使用料
  • ドライアイス
  • 棺、枕飾りなど一式
  • 火葬料金
  • 人件費
  • 火葬手続き代行料

 

直葬が一般的な葬儀より安いのは、斎場費用、会食費用を抑えられるからです。葬儀業者の人件費も最小単位で済ませられるので、金額が安くなります。

 

お経の費用

直葬でも僧侶に読経してもらう場合は、お布施を支払います。お布施はお礼金のことで、相場はないので遺族の考え方で費用が決まります。

 

お布施の相場は3〜10万円が目安になります。

 

直葬でお金をかけたくない場合は、定額で読経してもらえる葬儀業者紹介の僧侶に依頼することが多いでしょう。定額3万円など少額で読経してくれる僧侶を紹介してくれます。

 

戒名の費用

戒名を付けてもらえばその位によっても費用が変わるので注意が必要です。

 

戒名は10〜100万円以上のものもあります。浄土真宗は戒名の概念はありませんが、釋・釋尼の戒名を付けてもらうとなると、20万円程度で済ませることができます。

 

棺の費用

棺もピンからキリまでの価格が設定されています。一番安いものでは1万円程度から売られていますが、直葬では一番下からワンランクアップさせて5万円前後が相場です。

 

装飾されていない桐の棺でも、最低で5万円はします。棺に装飾用の布が貼ってあるものや、彫刻されたものは加工賃として費用が上がっていきます。

 

火葬費用

火葬費用は地域によって相場が異なるので、確認しておきましょう。公営の火葬場は住民に限り0円または、数千円程度から利用できるところもあります。

 

民間の火葬場は5〜15万円が相場です。休憩室を使用して食事をする場合は、その分の費用がかかるので確認してください。

 

散骨の費用

直葬で火葬した場合も骨上げするので、遺骨をどうするのか考えなければなりません。身寄りがいない方を直葬で送り出した場合は、火葬場にある供養塔に埋葬する方法があります。

 

納骨堂や墓地などを使う予定がないなら、遺骨を散骨する方法も考えましょう。東京の海に散骨できるサービスでは、散骨を委託する方法で3万円程度の費用が相場です。

 

日本で散骨すること自体は違法ではありませんが、原形をとどめたままで散骨はできません。遺骨を粉状に加工してもらう必要があります。

 

納骨の費用

直葬をして骨上げしたら、納骨費用も考慮しておきましょう。納骨堂によっても費用が異なりますが、安いところで10〜20万円程度のところもあります。

 

お墓を建てる場合は100万円以上かかるのに対し、納骨堂は数十万円程度の費用が多いようです。1人用のコンパクトサイズなら、少ない金額で借りられる納骨堂もあります。

 

自分でやる場合の注意点

直葬の20万円の費用も出せない場合は、自分で火葬場に持って行く方法も検討しましょう。棺など最低限の品物は必要ですが、最もお金がかからない方法です。

 

病院で家族が亡くなったら、医師から死亡診断書を受け取ります。遺体の搬送は家族がやる方法は違法ではありませんが、必ず死亡診断書を携帯しなければなりません。

 

遺体を自宅まで搬送する場合は寝かせるので、ワゴンやバンタイプの車を使うのがおすすめです。自宅についたら布団にシーツを敷き、遺体を寝かせましょう。

 

遺体が傷む恐れがあるので、ドライアイスで管理します。自宅に安置できる場所がなければ、直接火葬場で安置できないか確認してみましょう。

 

火葬する場合は納棺する必要があります。葬儀業者に連絡すれば、棺と骨壺だけの単品でも売ってくれます。

 

役所に死亡診断書を持って行き、死亡届を出します。夜間や休日でも受け付けてくれるので、早めに行き「火葬許可証」を受け取ってください。

 

火葬許可証を持って火葬場に行くと、現地スタッフが迎えてくれます。

 

直葬の費用まとめ

直葬を利用したいと考えている方の多くは、葬儀費用の問題を抱えています。家族葬でも100万円近くの費用がかかるので、その費用が捻出できないケースもあるでしょう。

 

「葬儀を数十万円で済ませたい」「身寄りがなくシンプルに済ませたい」「故人が直葬を希望していた」場合は、直葬で安く済ませましょう。

 

直葬の注意点として、遺骨の管理が挙げられます。葬儀の際にお世話にならなかったのに、納骨の際だけお世話になろうとすると嫌がる菩提寺もあるためです。

 

最近は「納骨だけの利用でOK」「檀家にならなくてOK」のところも増えています。お寺との付き合いを避ける家庭も増えているので、お寺の収入を確保する必要性が出てきているからです。

 

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