葬儀費用の平均が高すぎる

お葬式が安い
「小さなお葬式」資料を無料で請求↓↓

全国対応、低価格のシンプルな葬儀【小さなお葬式】

葬儀費用の平均が高すぎる

葬儀費用の平均
日本人は何でも平均が好きです。「周りの人から見られて恥ずかしくないように」「損しないように」など人と合わせる民族のため、葬儀費用も平均が気になる方が多いようです。

 

メディアが提示する葬儀費用の平均の実態は、もしかしたら高すぎるのかもしれませんよ。本当の葬儀費用の平均を知ってみませんか?

 

 

葬儀費用の平均

葬儀費用の平均
各機関が調査した内容により、葬儀費用の平均額が公開されています。よくメディアで聞くのが「葬儀の平均は100万円〜200万円」ということです。

 

それぞれの情報元を参考にしながら、葬儀の平均金額を見ていきましょう。

 

2017年度 日本消費者協会

一般財団法人「日本消費者協会」が2017年に調査を行った、「第11回葬儀についてのアンケート調査」の情報を参照してみましょう。日本消費者協会の情報によると、葬儀費用の平均は約196万円だと発表されました。

 

アンケート内容によると、地域により葬儀費用平均額が変わっていることがわかります。北海道や四国では150万円代なのに対し、関東や中部地方は200万円を超える金額が平均として割り出されました。

日本消費者協会によると、葬儀全体にかかる費用全体の全国平均は195万円と言われています。

出典:https://www.osohshiki.jp/column/article/84/

 

しかし、日本消費者協会のアンケートでは、調査対象者が少ないことが問題となっています。統計を取るには一定数の人からアンケートを得るべきなので、正確な数値として判断してよいものか迷います。

 

日本消費者協会は第10回調査では370人、第11回調査では491人にしか回答を集めていません。

出典:https://toyokeizai.net/articles/-/213448?page=2

 

2015年 くらしの友

冠婚葬祭サービスを提供する「くらしの友」でも2015年に葬儀費用の平均を調査しています。くらしの友で調査した人数は400人で、インターネットを用いたものです。

 

40代〜70代男女で喪主や喪主に準じた人に回答してもらいました。対象地域は、東京、神奈川、千葉、埼玉のため、限られた地域の情報です。

 

くらしの友のデータによると、葬儀費用の平均は212万1,000円でした。千葉、茨城、群馬、栃木は全国平均より葬儀費用が高い傾向があるようです。

  • 葬儀費用一式 125万円
  • 接待費 47.3万円
  • 寺院費用 39.8万円

 

各プランの葬儀費用の平均

日本消費者協会が出す葬儀費用平均データも、くらしの友が出す葬儀費用平均データも、どちらも葬儀全般の費用です。近年は一般葬が減っているようで、家族葬や直葬が増えているため、それぞれのデータも比較する必要があるでしょう。

 

エンディングパークが提供している2017年のデータから葬儀種類の割合を見てみましょう。

 

葬儀費用の平均
今まで普通だった一般葬の割合は17.1%に減り、逆に家族葬は59.1%で増加しています。火葬式とは直葬のことで、20.6%と一般葬よりも多いことがわかります。

 

正確な葬儀費用の平均を知るためには、それぞれの葬儀スタイル別に費用を比較する必要があります。近年多く行われている家族葬の平均費用がわかれば、幅広い家庭が参考になるでしょう。

 

一般葬

葬儀レビ一般葬儀、全国平均費用は約90万円でした。上記で紹介した葬儀費用平均200万円とくらべると、100万円以上も安い結果となっています。

 

一般葬は、親族はもちろん会社の人、近所の人、知人なども参列するスタイルです。参列する人の数が多くなりやすいため施設代が高くなりやすいのですが、それでも100万円以下で葬儀を上げることはできます。

 

家族葬

同じく葬儀レビの情報では、家族葬の平均費用は57.9万円です。家族葬は親族のみの参列となるため、参列者が少なくそれだけ施設費用を削減することができます。

 

直葬

同じく葬儀レビの情報によると、直葬の平均費用は17.0万円でした。直葬はお通夜や告別式を行わないので、その分の施設費用が減ります。

 

安置費用、棺、骨壺、火葬費用などで済むので、20万円以下でも葬儀を行うことができます。

 

リンク:葬儀レビ

 

葬儀費用の内訳

葬儀費用の平均
「葬儀費用の平均は約200万円」といわれる一方で、一般葬や家族葬の詳細を見てみると100万円以下というデータも出ています。具体的にどの部分に費用がかかっているのか、内訳を見てみましょう。

 

日本消費者協会が発表した「第11回葬儀についてのアンケート調査」に詳細な内訳が記載されています。

 

葬儀一式

葬儀一式とは、お通夜や告別式、火葬に必要な費用がすべて含まれています。葬儀を行う際に最低限必要な費用のことです。

 

各葬儀業者が提示している金額は、この葬儀一式の部分です。パック料金で提示されているものは、葬儀に必要な費用がコミコミになっています。

 

葬儀一式費用は30万円プラン、50万円プラン、80万円プランなどから選ぶことが多いです。葬儀の規模が大きくなれば祭壇も大きくなるので、費用が高くなります。

 

寺院費用

寺院費用はお布施や戒名に対する費用のことです。各葬儀業者のパックプランには含まれていません。

 

普段お付き合いがあるお寺さんがあれば、別に依頼する必要があります。とくに檀家となっていなければ、葬儀業者が紹介してくれるお手頃な寺院を利用する方法もあります。

 

寺院費用の47.3万円はお布施や戒名、僧侶への接待費用が含まれます。中には3万円代から寺院を紹介してくれる業者もいるので、寺院費用は削減が可能です。

 

もちろん無宗教葬儀を選んで、僧侶を呼ばなければ47.3万円の費用はかかりません。

 

飲食接待費用

飲食接待費用とは、お通夜や告別式に振舞う料理や飲み物の費用です。各葬儀業者が提示するパック料金では、「10名まで」「20名まで」など人数が指定されているので、これ以上の人数になれば追加料金がかかります。

 

通夜ぶるまい、精進落としにかかる費用は4,000円くらいを見ておきましょう。1人当たりの料理費用は2,000円前後ですが、オードブルや飲み物も含めるとそのくらいです。

 

家族葬のように参列する人数が少ないと、飲食接待費用は安くなります。あらかじめ参列する人の数がわかっていると、料理が余らないよう注文できるので無駄がありません。

 

葬儀費用を安くするコツ

葬儀費用の平均
「葬儀費用の平均が200万円」と聞いて、それほどの金額が出せないと感じた家庭が多いのではないでしょうか。近年は葬儀にかける費用が減少傾向で、できるだけ安く済ませたい家庭が増えているようです。

 

葬儀費用の平均額が高いと感じたら、少しでも安くする工夫をしましょう。

 

小規模の葬儀を選ぶ

一般葬よりも家族葬、家族葬より直葬にすると、参列者が少ないので費用が安くなります。家族葬は30名前後の参列者を想定しているので、施設の規模が小さく、料理の数も少なくなります。

 

一括見積で比較する

最近は葬儀費用の高さに疑問を持つ方も増えています。賢く利用したいと考えている方の多くは、事前に見積もりで葬儀業者の費用を比較しています。

 

複数社に見積もりが依頼できる「一括見積サイト」を活用すれば、一度に多くの見積もりが取れるでしょう。葬儀を控えている人は時間も心にも余裕がないことが多いので、手間が少ない方法で資料を取り寄せるのがおすすめです。

 

追加料金が少ない葬儀を選ぶ

葬儀一式がすべてコミコミになっていると、追加料金を減らすことができます。家族葬を選べば参列する人の数もわかっているので、見積もりより多く費用が発生することはないでしょう。

 

寺院紹介サービスを利用する

葬儀業者と提携している寺院は、格安で読経や戒名を提供してくれます。葬儀業者に寺院紹介サービスがないか聞いてみましょう。

 

紹介された寺院は檀家になる必要もなく、葬儀限りの利用で問題ありません。納骨の際に別の寺院に依頼する予定の場合でも利用することができます。

 

病院や警察に紹介された業者を使わない

一般的に、病院や警察に紹介された葬儀業者は、費用が高くなる傾向があります。病院や警察も、わざわざ高い業者を紹介したいわけではないのですが、バックマージンがあるので紹介していることがあります。

 

急いでいる人ほど判断が鈍りやすいので、そういった葬儀業者は人の足元を見て高額な費用を請求する傾向があるのです。すべての業者が悪徳とはいえませんが、一般の葬儀費用平均より高値を付けても、利用者は気づきにくい特徴があります。

 

不必要にグレードアップしない

葬儀費用が高額になる理由のひとつが「見栄を張ってグレードアップしてしまった」というケースです。日本人は何でも平均が好きで、「多くの人がこのグレードを選んでいます」と業者に言われると断れなくなってしまいます。

 

家族葬のような小規模の場合でも、親族に対して見栄を張る人もいます。また、「せめて恥ずかしくない葬儀をあげてやりたい」という家族の心もあるので、葬儀業者に勧められるとグレードを上げてしまう方も少なくありません。

 

葬儀のパック料金は平均的なグレードが選ばれているので、それ以上を選ぶ必要はありません。必要以上のグレードを上げることを勧める業者は、避けたほうがよいでしょう。

 

葬儀費用平均のまとめ

メディアでいわれている葬儀費用の平均が「200万円」といわれるのは、もしかしたら正確なデータではないかもしれません。確かに地域によって200万円以上を葬儀にかける地域もありますが、どの地域も同じとは限らないのです。

 

葬儀費用の平均額200万円が高いと感じたら、きちんと葬儀業者を比較しましょう。実際に使ってみると100万円以下に葬儀費用を下げられるのは、価格競争が出てきているためです。

 

以前は葬儀業者の言われるように支払っていた料金ですが、今はネットを使って葬儀業者を比較できるようになりました。消費者が比較するようになれば価格競争がおこり、本来あるべき価格に抑えることができるのです。

 

葬儀費用の平均が気になる方は、ぜひ複数社で金額を比較してみてください。

page top